BRANCH – SAFETY & CARE

安心と見守りの枝 – ちゃんと見守られている、という感覚を届ける

離れて暮らす家族、高齢者、ひとり暮らしの不安。
技術と仕組みで「ちゃんと見守られている」感覚を届けるための枝です。

直接そばにはいられなくても、 「あの人、今日もちゃんといつも通りだな」と、 ほっと胸を撫で下ろせるような日常を増やしていきます。

運用中 企画中

この枝が向き合っている不安

日本では、ひとり暮らしの高齢者・単身赴任・独身世帯が増え、 家族のかたちはどんどん多様になっています。 その中で、こんな不安がよく聞かれます。

  • 親が一人暮らしだけど、ちゃんと毎日を過ごせているのか気になる
  • 自分が倒れたとき、誰にも気づかれないのではないかという怖さがある
  • 離れて暮らす家族の様子を「そっと」知りたいが、監視はしたくない
  • 高齢の家族の契約やお金まわりが心配だが、すべてを把握するのは難しい

「安心して生活できる」という感覚は、 抽象的だけれど、人生の質に直結する大事なテーマです。 この枝では、技術と仕組みを上手に使いながら、 “ちょうどいい距離感の見守り” をつくっていきます。

この枝にぶら下がっているサービスたち

安心と見守りの枝に属するサービスは、 「直接そばにいなくても、お互いを気にかけていられる状態」を目指しています。

ミリ波装置で「ちゃんと動いている」気配をとらえる、生存確認デバイス。

ドアの開閉・部屋の動き・ライフサインなどをもとに、 「いつもどおり」が続いているかをそっと確認する仕組みを構想しています。 異常時にだけ通知するのではなく、 日常の中で“さりげない安心”を届けることを重視します。

対象:ひとり暮らし高齢者 / 離れて暮らす家族 / 見守りをしたい人

シニア世代の余計なサブスクを整理・解約するための行政書士サービス。

「何にいくら払っているのかわからない」「解約の仕方がわからない」。 そんな不安を整理し、家計と心をすっきりさせるサポートです。 見守り=身体だけでなく、お金まわりの安心も含めて支えていきます。

対象:シニア世代とその家族 / 契約整理に不安がある方

「今日もちゃんとログがある」という安心感。

自分用の日々のログである日報オンラインは、 将来的に「しばらく記録がない」ことを家族がそっと把握できる見守り機能とも つながっていく可能性があります。 監視ではなく、「いつもどおり」のサインとして捉える設計を考えています。

対象:毎日の状態をさりげなく共有したい人・家族

ニートや「おっさん」を、公共のインフラ維持や見守り役として活かす構想。

仕事がない・役割がない人たちと、 見守りやちょっとした手助けを必要としている地域をつなぐ構想です。 「余っている人手」と「足りていない安心」を組み合わせることで、 社会全体の安全網を厚くしていきたいと考えています。

対象:地域コミュニティ / セカンドキャリアを探している人

この枝を使ってほしいシーン

離れて暮らす家族が心配なとき

「毎日電話するのは、お互いに負担だけど心配はしている」。 そんなとき、Life Signalのような仕組みで、 生活リズムの「いつもどおり」を静かに見守れるようにしていきます。

老後やひとり暮らしが不安なとき

将来や今の暮らしに不安を感じたとき、 身体・お金・心の3つの側面から、「安心の土台」を少しずつ整えていきます。

家族に迷惑をかけたくないとき

「心配はかけたくないけど、何かあったときは気づいてほしい」。 そんな気持ちに寄り添いながら、 自分からも、家族からも使いやすい見守りのかたちを模索していきます。

他の枝とのつながり

安心と見守りの枝は、他の枝とも密接につながっています。

  • 人生を見つめる枝:LifeBookやLife Book Makerで、将来への不安を整理する
  • つながりの枝:アットマリーや独身相談所で、孤立を減らし人との関係を増やす
  • 小商支援の枝:Lifework.workなどで、働き方や生きがいを整え、生活の安心を高める

「見守り」だけを単体で成立させるのではなく、 人生・仕事・つながりとセットで考えることで、 長期的な安心感をつくっていきます。

一緒に「安心の網」を編んでくれるパートナーへ

安心と見守りの枝は、技術だけでも、制度だけでも成り立ちません。 現場感覚や、生活者の目線を持ったパートナーと一緒に育てていきたい領域です。

こんな方とご一緒したい

  • IoTデバイスやセンシング技術に詳しいエンジニア・開発者
  • 高齢者支援・福祉・見守りサービスの現場を知っている方
  • 地域のコミュニティ運営や、見守り活動に関わっている方
  • 「おっさん活用」「セカンドキャリアづくり」に興味のある方

Life Signal や見守りの仕組みについては、 ゆっくりと実験を重ねながら形にしていく予定です。 構想段階から一緒に議論してくれる方も歓迎しています。

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